📌【ChatGPTは競馬にも使える!?】“パートナーAI”があなたの予想をアシスト


【連載】Excelで始める!60代からの競馬“投資術”|偏差値×自動投票の入門講座<第5回>

📌はじめに|AI時代の競馬スタイルとは?

「競馬にAIなんて使えるの?」
そう思っていた私たち世代にとって、ChatGPTとの出会いは革命的でした。

とくに、自作の「偏差値予想ロジック」を持っているなら──
その数値をChatGPTに見せて“判断補助”してもらうというスタイルが、
これからの“競馬投資”の当たり前になるかもしれません。


シニア男性がパソコンでChatGPTを操作しながら競馬予想データ(表)を見ている構図

✅ ChatGPTに表データを渡すと、何ができる?

「単勝偏差値・複勝偏差値」の一覧表を渡すことで、
ChatGPTは以下のような観点から、“買うべきレースかどうか”をアドバイスしてくれます:

  • 実質頭数が少ないレースか?
  • 単複で共通して上位の馬がいるか?
  • オッズと評価のギャップがあるか?
  • 明確に“見送り”すべきレースか?

ただし、ただ渡すだけでは意味がありません。
大事なのは、“あなたの判断基準”を事前にAIに教えておくことです。


PC画面にChatGPTと偏差値表の両方が映っているような構成。
ユーザーが「これは便利かも」と驚いているような表情

✅ ChatGPTに表データを渡す前に伝えるべき「5つの項目」(あくまでイメージです)


①【分析の目的】

この偏差値データを使って、「買う価値のあるレースかどうか」を見極めたい。

AIに「馬を選ばせる」のではなく、レースの取捨を評価させるのがポイントです。


②【評価の基準:買いレースの判断軸(どう判断しているか)】

・偏差値で実質5頭以下なら“少頭数”として評価
・単複で共通して上位に入っている馬が2頭以上
・1番人気が2.5〜3.5倍で偏差値上位=妙味あり

これはあなた自身の“予想哲学”を伝える作業です。


③【除外条件(どんなレースは見送るか)】

・偏差値が横並びで突出馬がいない
・支持が分散していて方向性が見えない

こうしたレースは“買わない”という明確な判断基準を伝えましょう。


④【スタンス:勝率/回収額/回収率のどれを重視?】

私の場合は「回収率」を重視しています。

これはChatGPTに“何を優先すべきか”を理解させる上で最重要ポイントです。


⑤【アウトプット形式を指定】

①買いか見送りか
②その理由(偏差値の段差、オッズ妙味など)
③注目馬(条件に当てはまる場合のみ)

回答の「型」を決めておくと、ChatGPTの出力はブレずに実用的になります。


ChatGPTの吹き出しアイコンとチェックリスト(5項目)が並んだ図解風イメージ

✅ 使用するプロンプト(あくまでイメージです)

これはあるレースの偏差値データです。
私の予想スタンスは以下の通りです:

・回収率重視
・偏差値で5頭以下なら実質少頭数と評価
・単複で共通して上位の馬は信頼度が高い
・1番人気が2.5〜3.5倍で偏差値上位なら妙味あり
・偏差値横並び+支持ばらけは見送り

この前提で、以下を教えてください:
①このレースは買う価値があるか
②その理由

このように伝えてから偏差値表を貼り付ければ、ChatGPTはあなたの予想スタイルに沿った“分析アドバイザー”になります。


📌 まとめ|AIは“判断の軸”を磨いてくれる

「自分で予想して、AIに確かめる」
このやり取りを重ねるうちに、あなたの軸がより明確になっていくはずです。

競馬も、AIも、活かすのはあなた次第。
偏差値データを“ただ見るだけ”から、“使って育てる”へ。
ChatGPTは、あなたの“投資パートナー”になれる存在かもしれません。


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