栽培に時間のかかる野菜や、幼苗の時に病害虫の被害にあいやすい野菜は、苗から植え付けた方が収穫までの期間が短く栽培が容易です。
セカンドライフでの野菜の自給自足を夢見て、シェア畑で野菜づくりにチャレンジ中です。
野菜づくりの基礎から知りたい方、無農薬野菜に興味がある方、将来農業を目指している方におすすめです。
栽培に時間のかかる野菜や、幼苗の時に病害虫の被害にあいやすい野菜は、苗から植え付けた方が収穫までの期間が短く栽培が容易です。
ウネが用意できたら、いよいよタネまきです。
マルチとは、マルチング(地面を覆うこと)の略で、野菜づくりの際にウネの表面を覆う資材のことをいいます。
マルチの主な役割は次の通りです。
・雑草防止効果
・保温効果(土壌の表面の乾燥を防ぐ)
・保湿効果(温度を保つ、季節により温度を調整できる)
・病気予防(雨で土がはね返り、植物の傷口に触れ感染するのを防ぐ)
・肥料流亡の防止(雨や水やりで肥料が流れてしまうことを防ぐ)
・団粒構造の維持(雨や水や風などで土の団粒構造が崩れるのを防ぐ)
タネや苗を植え付けるために土を盛り上げたものを「ウネ」と呼びます。
ウネを立てる一番の目的は、水はけをよくするためです。
ウネを高くすれば、通気性や水はけがよくなり、土が乾燥しやすくなります。
シェア畑では、化学肥料は使わず、有機質肥料のみを使用しています。
野菜がゆっくり成長して、うまみや甘みを蓄えます。
収穫した後も腐りにくく日持ちがよいらしいです。
■野菜の生長に必要な成分 ・炭素・酸素・水素・・・植物がからだをつくるを主要な元素。空気や水から補給する ・窒素(葉肥え)・・・植物の生長に最も重要な元素,葉や茎の生長にかかわる ・リン酸(葉肥え/実肥え)・・・葉や実のつきをよくする元素 ・カリ(根肥え)・・・根の生育に欠かせない元素 |
■肥料は多すぎても少なすぎてもダメ 栄養が多すぎると、病気にかかりやすくなったり、害虫の被害が多くなってします。 逆に少なすぎても、葉や茎が大きくなれず、果実が小さかったり、少ししか収穫できなくなってしまうこともあります。 |
■元肥(もとごえ)と追肥(ついひ) 野菜のタネまきや植え付ける前の土づくりの時に入れる肥料を元肥、野菜の生長に応じて肥料を与えることを追肥と言います。 |
■化学肥料と有機質肥料 ・化学肥料 微生物などの分解が必要ないため、効き目が早く水に溶けるとすぐに植物に吸収されます。 微生物のエサにならないため団粒構造が維持されにくく、土が硬くなってしまったり、水はけが悪くなってしまうデメリットがあります。 ・有機質肥料 土がフカフカの団粒構造になりやすく、野菜が健全に育ちやすくなります。 効き目がゆっくりだったり、分解過程で野菜に害のあるガスが発生してしまうため、1~2週間ほど時間をおかなければならないことがあります。 |
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