タヌキやハクビシン、カラスなどの野生動物が野菜を食べてしまう被害がおこることがあります。対策としては防虫ネットなどで野菜を囲んだり、テグスを張って、鳥が入ってこられないような対策をとります。
タヌキやハクビシン、カラスなどの野生動物が野菜を食べてしまう被害がおこることがあります。対策としては防虫ネットなどで野菜を囲んだり、テグスを張って、鳥が入ってこられないような対策をとります。
種類の異なる野菜を混植(一緒に植える)することで互いの性質が影響しあって、病害虫が抑えられたり、元気に野菜が育つ組み合わせをコンパニオンプランツ(共栄作物)とよびます。
・マルチの上はきれいにする マルチに穴をあけて苗を植え付けたり、肥料をあげる時に、マルチの上に土がかかったり、のってしまうことがあります。そんな時はマルチの上の土をとり、きれいにするようにしてあげます。土の中には様々な微生物が潜んでおり、中には病気を起こす菌も存在します。マルチの上に土がのっていると、雨や水やりの時に泥がはねて、野菜の小さな傷口から病気が侵入してきてしまうことがあります。泥はね防止効果のあるマルチの上に土がのっていては効果がなくなってしまうので注意しましょう。 | |
・肥料や水やりは適度にする 肥料を決められた量以上与えると、根が傷んでしまい弱ってしまいます。また、土が湿っているにもかかわらず、水やりをし過ぎてしまうと土の中の空気がなくなってしまい根が呼吸できず、腐ってしまいます(病気が発生してしまうこともあります)。肥料や水やりを適度に行うことが大切です。 | |
・土のpH(酸度)を調整する 多くの野菜が健全に生育できる土壌の環境は一般的に弱酸性(pH:6.0~6.5)と言われています。pHが酸性に偏りすぎると、カビなどの病気(根こぶ病、萎凋病など)が発生しやすくなります。またアルカリ性に偏ると、細菌による病気が発生しやすくなります。 | |
・連鎖障害を防ぐ 同じ科の野菜を何度も同じ場所で植えることで、土の中の栄養バランスが偏ったり、その野菜を好む病気などが、土の中に増えて野菜の生育を妨げてしまうことがあります。これを連鎖障害と言います。根にコブをつくってしまう、センチュウや根こぶ病などは連鎖障害の一つです。例えばトマトとナスなどのように別々の野菜でも同じナス科のため、続けて栽培することで連鎖障害を起こしてしまうことがあります。 |