●中高年モデルの家計シミュレーション例 |
今回は、今後給与が上がらない中高年(40~50歳代)サラリーマンがこれから直面する問題について、モデルの家計シミュレーション例を通じて示す。 モデルとしては、次のような標準的なサラリーマンを設定した。 ◆家族構成 |
この45歳サラリーマン・モデルの場合、上の子供が私立高校に入学する年から収支がマイナスとなり、2年後に下の子供が私立高校に入学する年にピーク(マイナス約80万円/年)となる。 これは、あくまでモデルでのシミュレーション結果ではあるが、給料が上がらない中高年サラリーマンにとっては、金額の違いこそあれ同じような状況を迎えることは間違いないと言える。 |
次回は、【賃金実態】中高年の賃金実態(その3)”大企業役職別賃金カーブ”で部長・課長・係長・非役職の年収格差を示します。 |