📌【農地設計】80㎡で「暮らしの畑」を実現する!~ローテーション型でムリなく育てる“4分割畑”構想~

【連載】65歳から広い土地でゆったり家庭菜園を楽しむための賢いステップアップ実践<第5回>


📌 はじめに|畑はどれくらい必要か?

田舎暮らしでの物件探し。
そのとき必ず出てくるのが——

「畑って、どれくらい必要なんだろう?」

という疑問。

そこで今回は、**実体験を踏まえた“私の答え”**をお伝えします。
それはズバリ…
👉 「80〜100㎡あれば、“暮らしの畑”としてちょうどいい!」

理由も合わせて、詳しくご紹介します。


✅ 40㎡から見えた、次の理想サイズ

現在の40㎡の畑で作業しているシニア男性

私は現在、約40㎡の畑で季節の野菜を育てています。
楽しいのですが、次第にこんな気持ちが出てきました。

  • 「品種をもっと増やしたい」
  • 「1年を通して収穫できたらいいな」
  • 「家族や友人と分け合える量を育てたい」

そう考えると、40㎡では少し手狭
かといって100㎡以上は管理が大変…。

そこで行き着いたのが、「80㎡」という現実的な広さでした。


A〜Dの4区画を色分けした簡易なイラスト風図解

✅ “4分割ローテーション畑”という発想

80㎡をただ使うのではなく、4つのエリアに分けて
毎年ローテーションする構想です。

🟩 区画🌿 役割📝 備考
A区画実もの中心(ナス・トマト・ピーマンなど)支柱が必要
B区画根もの中心(じゃがいも・にんじん・さつまいもなど)土寄せ重視
C区画葉もの中心(ほうれん草・小松菜など)回転率が早い
休畝土づくり&緑肥毎年交代でローテーション

👉 毎年くるっと回すだけで、連作障害を防げる&土も育てられるという優れた設計です。


✅ なぜ80〜100㎡が“ベストサイズ”なのか?

管理が無理なくできる広さ
(シニアでも体に負担が少ない)

野菜の品種がしっかり収まる
(メイン+チャレンジ品種も)

ローテーションが機能しやすい
(4区画に分けるには最適)

🌿 「畑は大きすぎても続かない。ちょうどいいが、いちばん続く。」
そんな実感があります。


✅ 畑は、収穫だけの場所じゃない

収穫した野菜を持ち帰る男性、笑顔の後ろ姿

この畑で目指したいのは——
**「収穫以上の価値」**が得られる空間です。

  • 🌸 季節を感じる場
  • 🧑‍🌾 自然と向き合える場
  • 🍽 自分の手で食をつくる喜び

土とともに暮らすことが、心と身体を整えてくれる
だからこそ「暮らしの畑」と呼びたいのです。


📌 まとめ|物件選びに“畑80㎡”を!

物件を探す際には、
💬 **「畑スペース80㎡以上」**という条件をぜひ加えてみてください。

たとえ最初は小さく始めても、

  • 余白があることで拡張しやすく
  • 土づくりもローテーションも可能で
  • “続けられる農”が実現できます

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