📌 はじめに|野菜づくり8年目で気づいたこと
今年で野菜づくりを始めて7年。
7年前のある日、たまたま目にしたのが**“シェア畑”の見学会**のチラシ。
「道具も教本も、全部揃ってて初心者OK」──ふーん、畑ってそんなに手軽に始められるのか?
ちょっと覗いてみるか、くらいの気持ちで参加してみたのが、すべての始まりでした。
✅ 種まきも、栽培も、トラブル対応も…まるでプロジェクト進行
実際に自分で野菜を育て始めてみて、驚きました。
これ、仕事でやってたことと同じじゃないか、と。
種まき:プロジェクトのキックオフ
土づくり:基盤整備、環境構築
苗の育成:進捗管理
虫や病気の対応:トラブル対応、リスク管理
収穫:納品、成果報告
畑って、「進捗は順調か?」「何か問題は起きていないか?」の連続なんです。
この感覚、完全に現場マネジメントそのものでした。
▶ **ちなみに私が始めたのは「シェア畑」**という市民農園サービス。
10㎡ほどの区画に必要な道具・肥料がすべて用意されていて、プロのアドバイザーが巡回してくれます。
本当にゼロから始められるのが心強い。
✅ 畑にも“チーム”と“現場”がある
畑仕事は一人でやるものだと思っていました。
でも実際は、人との関わりも多くて、そこにもまた仕事に似た面白さがあるんです。
隣の区画の人との雑談=ナレッジ共有
妻や子どもと一緒に作業=世代間マネジメント
道具のメンテナンスや改善=設備投資と効率化
長年、課長として勤めてきましたが──
まさか定年後も“畑課長”をやるとは思っていませんでした(笑)
▶ シェア畑は近くにあることが多く、都心や郊外でもアクセスしやすいのが魅力です。
駅から通えるところも多く、思い立ったら“畑チーム”を作れます。
✅ 収穫という“成果”の重みと喜び
初めて自分の手で育てたトマトを収穫したとき。
思わず「よっしゃ」と声が出ました。
会社での評価や達成感ももちろん嬉しかったけれど、
この実感は、なんだかもっと根っこの部分に沁みるんです。
目の前で変化していく成長
成果が“食べられる”というリアルさ
家族に喜んでもらえる手応え
そう、「まだ俺、役に立てるじゃん」って思える瞬間の連続です。
▶ シェア畑では、季節ごとの栽培スケジュールも整っていて、無理なく続けられます。
まずは気軽な体験からでも十分価値があります。
📌まとめ|まだまだマネジメントはできる
現場を離れても、「まとめる」「育てる」「動かす」力は消えていません。
それを、土の上で再び発揮できる──これが、野菜づくりの醍醐味でした。
これからは、**“野菜プロマネ”**としての人生、楽しんでみようと思います。
✅ 次回予定
次回は
「土づくりはチームづくりに似ている」
──目に見えない“信頼の土台”について、お話しします。
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