📌【初心者でもExcelだけでOK!】JRA-VANから競馬オッズを自動取得する方法

【連載】Excelで始める!60代からの競馬“投資術”|偏差値×自動投票の入門講座<第2回>

📌 はじめに|Excelだけでオッズが取れる時代へ

「Accessがないと無理?」
そんな心配は不要です。JRA-VANのオッズデータは、Excelだけで簡単に取得できます!

この記事では、JRA-VAN SDKとExcel VBAを使ったオッズ自動取得の方法を、
30分もあれば誰でも始められる3ステップでわかりやすく解説します。


✅ STEP 1|JRA-VANとExcelをつなぐ準備

1 JRA-VANに登録

2 Data Lab.アプリをインストール

  • ID登録後、案内に従ってData Lab.本体をインストール

3 SDKを導入(超重要)

  • SDKページから最新版をダウンロードして実行
  • ExcelとJRA-VANをつなぐ“接着剤”になります

💡 SDKとは?
JRA-VANの競馬データとExcelを直接連携させるための開発キットです。


✅ STEP 2|ODBC設定でExcelとデータベースを接続

  1. スタートメニューで「ODBC」と検索 →「ODBC(32ビット)」を選択
  2. 「ユーザーDSN」タブに「JRADataLabDB」があればOK
  3. なければ「追加」→「JRADataLabDB」→名前を入力して登録

🧐 ODBCとは?
ExcelがJRA-VANデータを読み込むためのデータ接続口です。


✅ STEP 3|VBAでオッズデータを自動取得

1 Excelでの作業手順

  1. Alt + F11 でVBAエディタを開く
  2. 「挿入」→「標準モジュール」→ 以下のコードを貼り付け
Sub GetJRAOdds()
    
Dim conn As Object, rs As Object
    
Dim sql As String, row As Integer

    
Set conn = CreateObject("ADODB.Connection")
    
conn.Open "DSN=JRADataLabDB;UID=あなたのID;PWD=あなたのパスワード"

    
sql = "SELECT UMA_NO1, ODDS, NINKI FROM ODDS_TBL " & _
          "WHERE TOUBETU = '01' AND NEN = 2025 AND JOCD = '08' " & _
          "AND KAISU = 2 AND NICHIME = 1 AND RACENUM = 10"

    
Set rs = conn.Execute(sql)
    
row = 2
    
Do Until 
rs.EOF
        
Cells(row, 1).Value = rs("UMA_NO1")
       
Cells(row, 2).Value = rs("ODDS")
        
Cells(row, 3).Value = rs("NINKI")
        
rs.MoveNext: 
row = row + 1
    
Loop

    
rs.Close: 
conn.Close
MsgBox "取得完了!"

End Sub
  1. F5キーで実行 → Excelのシートにオッズが表示されますシートに貼り付けられたオッズ一覧表のキャプチャ風イラスト

📌 まとめ|Excelだけでできる!データ競馬の第一歩

ここまでできれば、もう**「数字で競馬を読む」ステージへ突入**です。

  • 偏差値化で“買い”パターンを見つける
  • 人気とオッズから回収率の高いレースを抽出
  • 日々の予想を自動でテンプレ化

💡 しかも、すべてExcelだけで完結できます!


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