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ナバナの育て方

栽培のポイント害虫がつきやすいので、害虫のチェックをかかさず行う。花が咲くと苦味が出て茎がかたくなりやすいので、なるべく早めに収穫する。
①タネまきの1週間前までに、必要な分だけ、たい肥や肥料などを入れて、よく耕し畑の準備をしておく。ウネを立てる。マルチを張る。
②マルチ穴あけ器でマルチに穴をあけ、1穴に対して4粒のタネを1cmくらいの深さで「点まき」する。タネをまいたら、土をかぶせて、手でしっかりと上から土を押さえて鎮圧する。鎮圧後は、土が湿る程度に水をまく。
③芽が出始めたら1回目の間引きを行い、1穴に対して3本にする。その後、本葉が3~4枚になったら2回目の間引きを行い2本にする。葉が5~6枚になったら3回目の間引きを行い1本にする。間引いたものは食べることができる。
ナバナ1④3回目の間引きが終わったら、1回目の追肥を行う。その後、春に株の中心の茎が伸び始めたら2回目の追肥を行う。それ以降は様子をみながら、1ヶ月に1回のペースで追肥をする。
ナバナ2⑤茎が伸びてツボミが出始めたら、先端の10~1cmほどのやわらかいところを早めに収穫する。先端を収穫した後は、1~2週間のペースでわき芽が次々と伸びるので、どんどん収穫する。わき目はポキポキと折り取ることが可能。手で折れない茎は硬くなっていてたべられない。
作業タイミングの目安

【45歳から】始めたい野菜づくり

 

イチゴの育て方

栽培のポイント浅めに植え付けて、株元を地上に出す。植え付け時、マルチは張らない。春からマルチを張る。収穫が遅れると実が傷むので注意する。鳥や虫に食べられないように対策する。
①植え付けの1週間前までに、必要な分だけ、たい肥や肥料などを入れて、よく耕し畑の準備をしておく。高めのウネを立てて、マルチは張らない。
イチゴ1②苗を植え付け後、手でしっかりと上から土を押さえて鎮圧する。鎮圧後は、5秒ほどたっぷりと水をあげる。
③寒くなると、イチゴが冬越しをするため葉を枯らして休眠する。枯れた葉は病気の原因になるため適宜摘み取る。また、霜柱で苗が浮き上がることがあるため、霜柱はつぶすなど対策する。
イチゴ2④春(2月下旬~)になるとイチゴが休眠から覚めて生育を開始するので、このタイミングで追肥する。また、春を感じさせてあげるため、マルチを張り地面を温める。
イチゴ3⑤暖かくなると、イチゴの花が咲き実がつきはじめる。基本的に花が咲くとハチなどの虫が受粉をしてくれるが、天候が悪かったり寒かったりすると虫が活動しないことがあるため、その時は刷毛などを使って人工的に受粉させると良い。
イチゴ4⑥実が赤くなりイチゴのへたの部分がそりかえってきたら完熟したサインなので、傷まないうちに、なるべく早く収穫する。実が赤くなると、鳥や虫の食べられてしまうことががあるため、被害が気になる場合、適宜、防虫ネットを張る。また、気温が高いとマルチの温度があがりマルチに触れているイチゴは傷みやすくなるため、マルチとイチゴの間に不織布などをかませて傷みを予防すると良い。
作業タイミングの目安

【45歳から】始めたい野菜づくり

 

ダイコンの育て方

栽培のポイントダイコンの根が二又に分かれないように、土づくりはしっかり行う。害虫がつきやすいので、害虫のチェックをかかさず行う。収穫が遅れるとスが入りやすくなるため注意する。
①植え付けの1週間までに、必要な分だけ、たい肥や肥料などを入れて、よく耕し畑の準備をしておく。ウネを立てを張る。
②マルチ穴あけ器でマルチに穴をあけ、1穴に対して4粒のタネを1cmくらいの深さで「点まき」する。1穴の中で隣のタネと4~5cm間隔を空ける。タネをまいたら、土をかぶせて、手でしっかりと上から土を押さえて鎮圧する。鎮圧後は、土が湿る程度に水をまく。
ダイコン1③タネをまいたらすぐに、防虫ネットのトンネルをかけて、害虫が入らないようにする。
ダイコン2④芽が出始めたら1回目の間引きを行い、1穴に対して3本にする。その後、本葉が3~4枚になったら2回目の間引きを行い2本にする。葉が5~6枚になったら3回目の間引きを行い1本にする。葉の様子を観察して、左右対称にバランス良く育っている株を残すと良い。間引いたものは食べることができる。
⑤追肥は基本的に行わないが、生育状況をみて元気がない時に追肥を行う。
ダイコン3⑥ダイコンの中心付近の葉が立ち上がり、下の葉が倒れ始めたら収穫の目安。またはマルチの上から見えている肩の直径が基準(*1)の大きさになったら収穫する。収穫が遅れると、スが入ったり(中身がスカスカのスポンジ状になる)、実が割れるため注意する。
(*1)
耐病総太りダイコン・・・直径8cm前後
聖護院ダイコン・・・直径10cm前後
亀戸ダイコン・・・直径6cm前後
三太郎ダイコン・・・直径6cm前後
作業タイミングの目安

【45歳から】始めたい野菜づくり

 

葉ネギの育て方

栽培のポイント種まき後、土が乾燥しないように、しっかり水やりをする。発芽後の若いネギは害虫に食べられてしまうことがあるので注意する。
①植え付けの1週間までに、必要な分だけ、たい肥や肥料などを入れて、よく耕し畑の準備をしておく。ウネを立てを張る。
葉ネギ1②1穴に対して4粒のタネを0.5mm~1cmくらいの深さで「点まき」する。タネをまいたら、土をかぶせて、手でしっかりと上から土を押さえて鎮圧する。鎮圧後は、土が湿る程度に水をまく。
③タネをまいたらすぐに、不識布をべたがけし、土が乾燥しないようにする。土が乾いていたら、水をあげる。
葉ネギ2④芽が出始めたら、べたがけの不識布をはがして1穴に対して2本になるように間引く。間引き後は苗が倒れないように軽く土を寄せて株元を鎮圧する。その後、軽く水をあげる。
⑤追肥は基本的に行わないが、生育状況をみて元気がない時に追肥を行う。
葉ネギ3⑥草丈が20~30cm程度になったら、地際5cmほど残して切って収穫する。切り取ると2週間ほどで復活するので何回も収穫できる。あまり切り詰めすぎると株が弱るので注意する。根ごと収穫しても良い。(ネギ坊主ができる2月まで収穫可能)
作業タイミングの目安

【45歳から】始めたい野菜づくり

 

ミニハクサイの育て方

 

栽培のポイント害虫がつきやすいので、害虫のチェックをかかさずに行う。植え付けが遅れないようにする。
①植え付けの1週間までに、必要な分だけ、たい肥や肥料などを入れて、よく耕し畑の準備をしておく。ウネを立て、マルチを張る。
ミニハクサイ1②マルチ穴あけ器でマルチに穴をあけて、苗を植え付ける。特に根が繊細なので、根に着いた土を崩さないように丁寧に植え付け、手でしっかりと株元に土を押さえて鎮める。鎮圧後は、5秒ほどたっぷり水をあげる。
ミニハクサイ2③植え付け後すぐに、防虫ネットのトンネルをかけて、害虫が入らないようにする。
ミニハクサイ3④植え付けてから2~3週間後に1回追肥を行う。
ミニハクサイ4⑤球の上部の表面を手でおしてみてとまってきているようなら収穫する。草丈30cmほどで、200gの結球を始め~1.2kgまで好きなサイズで収穫できるのも特徴。
作業タイミングの目安

【45歳から】始めたい野菜づくり