最近、「AIを使える人材が求められる」という話をよく耳にします。
では、企業はシニアに対しても同じことを求めているのでしょうか。
私は、少し違うのではないかと感じるようになりました。
企業が本当に求めているのは、「AIを使えるシニア」ではなく、「AIを使って職場をより良くできるシニア」なのではないか。
今回は、そんな疑問について考えてみました。
なぜ興味を持ったのか
私は長年、システム開発や品質管理の仕事に携わってきました。
品質管理では、「課題を見つけ、原因を考え、改善する」という考え方を繰り返してきました。
生成AIが普及した今、AIに質問をすること自体は珍しいことではありません。
しかし、本当に価値を生むのは、「何を質問するか」「どんな課題を解決したいのか」を考える力ではないでしょうか。
その疑問が、今回の記事を書くきっかけになりました。
調べて分かったこと
企業では生成AIの導入が急速に進んでいますが、求められているのは「AIを操作できる人」だけではありません。
経済産業省の「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方2024」では、生成AIを活用して業務を変革し、新たな価値を生み出す人材の重要性が示されています。単なるツール利用ではなく、課題を発見し、業務改善や変革につなげる力が求められています。
また、厚生労働省の「高年齢者等職業安定対策基本方針」では、高年齢者についても、これまでの知識や経験に加え、AIを含むデジタルスキルを身につけることが一層求められるとされています。
こうした資料を見ると、企業が期待しているのは「AIを使える人」ではなく、「経験を生かしながらAIを活用し、課題解決や改善を進められる人材」だと考えられます。
実際に試したこと・今後試したいこと
私自身も、生成AIを使って資料を作るだけでは終わらせないように意識しています。
「この仕事の本当の課題は何か。」
「もっと良い方法はないか。」
そんな問いをAIと一緒に考えながら改善案を整理するようになりました。
今後は、品質管理で培った改善の考え方とAIを組み合わせ、「経験×AI」で新しい価値を生み出せる働き方をさらに実践していきたいと思っています。
私の考え
今回整理してみて感じたのは、AI時代だからこそ、人間にしかできない仕事がよりはっきりしてきたということです。
AIは答えを出すことは得意です。
でも、「何が問題なのか」「何を改善すべきなのか」を見つけるのは、経験を積んだ人間だからこそできることがあります。
私は、企業がシニアに期待しているAI力とは、AIを使う技術そのものではなく、経験を生かして課題を抽出し、改善につなげる力ではないかと考えています。
ChatGPTが調査したこと・この記事を書いて整理できたこと
調査を通じて、企業が重視しているのはAIそのものではなく、AIを活用して価値を生み出す人材であることが見えてきました。AIを業務に組み込み、適切な問いを立て、成果につなげられる力がますます重要になっています。
そして記事を書きながら整理できたのは、シニアの強みは「経験」だけではなく、その経験をAIと組み合わせて改善へ結び付けられることなのだということです。
セミシニアのあなたへ
「AIは若い人のもの。」
そう思っているとしたら、少しもったいないかもしれません。
シニアには、長年積み重ねてきた経験があります。
そこへAIを加えることで、新しい価値を生み出せる可能性があります。
自立(自律)した働き方を目指すなら、「AIを使える人」ではなく、「AIで改善できる人」を目指してみる。
そんな考え方も、人生後半の選択肢の一つではないでしょうか。
まとめ
企業が求めるシニアAI人材とは、単にAIを使える人ではありません。
経験を生かして課題を見つけ、AIを活用して改善し、組織へ価値を提供できる人です。
私自身も、そのようなシニアを目指して、経験とAIを組み合わせながら一歩ずつSTEP UPしていきたいと思います。

