セカンドビジネスを始める方法|60代では副業・起業・事業承継のどれを選ぶ?

今回のテーマ

前回、なぜ私がセカンドビジネスを持ちたいのかを考えました。

私が目指しているのは、大きな会社をつくることではありません。

70代になっても、自分のペースで続けられる「自分の仕事」を持つことです。

では、どうやって自分の事業を持てばいいのでしょうか。

副業。

個人事業。

法人設立。

事業承継。

スモールM&A。

調べてみると、思っていた以上にいろいろな方法がありました。

今回は、「何の事業をするか」ではなく、

「どうやって事業を持つか」

を考えてみます。

なぜ興味を持ったのか

60代の過ごし方。

いきなり会社を辞めて起業するつもりはありません。

今のところ私が考えているのは、

再雇用中に副業として小さく始める

続けられるか試す

収益になるか確かめる

個人事業として育てる

必要になれば法人化する

という流れです。

これなら、今の給与収入を維持しながら試すことができます。

失敗しても修正できます。

私には、この方法が合っているように感じます。

でも今回調べてみて、

「事業は自分でゼロから作らなければならない」

という考え自体が思い込みなのかもしれないと気付きました。

調べて分かったこと

セカンドビジネスの始め方を、大きく5つに整理してみました。

方法初期費用リスク収益化まで60代の始めやすさ70代の続けやすさ
副業小さい低め小さく試せる
個人事業小〜中比較的低い事業次第
法人設立個人事業より負担あり事業次第
事業承継中〜大見極めが必要既存売上を引き継げる可能性
スモールM&A中〜大高め既存事業なら比較的早い可能性△〜○事業次第

※これは私自身が比較するための大まかな整理です。実際の費用やリスクは事業内容、契約、従業員、設備、借入などによって大きく異なります。

こうして見ると、それぞれに特徴があります。

副業から小さく始める

私が最初に試したい方法です。

会社員として収入を確保しながら、自分のサービスや商品に本当に需要があるのかを試す。

売れなければ変える。

反応があれば続ける。

会社を辞める前に、

「誰かがお金を払ってくれるか」

を確認できます。

ブログやAI活用、これまでの仕事の経験などから、小さなサービスを作れないか試してみたいと思っています。

ただし、副業を始める場合には勤務先の就業規則や副業ルールを確認する必要があります。

個人事業として育てる

副業として続けて、

「これは事業として育てられそうだ」

と思えたら、個人事業として取り組む方法があります。

私が魅力を感じるのは、比較的小さな規模から始められることです。

最初から社員を雇ったり、大きな事務所を借りたりする必要はありません。

一人でできる範囲から始める。

AIを使って一人でできる仕事の範囲を広げる。

これは、70代まで自分のペースで働きたい私には相性が良さそうです。

必要になったら法人化する

以前の私は、

「起業する=会社をつくる」

というイメージを持っていました。

でも、最初から法人を設立する必要はありません。

事業が育ち、

取引先との関係。

売上規模。

人を雇う必要性。

信用。

税金や社会保険。

こうしたことを考えて法人化した方が良い段階になったら、そのとき検討すればいい。

今の私はそう考えています。

つまり、

法人化はスタート地点ではなく、事業が育った先の選択肢。

そんな考え方です。

事業を引き継ぐという方法

今回、一番興味深かったのがここです。

事業主になるには、

自分でゼロから事業を作る必要はありません。

すでに誰かが経営している事業を引き継ぐ方法があります。

日本政策金融公庫は、

「継ぐスタ」

という言葉で、事業を譲り受けて始める創業を支援しています。

例えば、

長く地域で営業してきた店。

固定客のいるサービス。

設備のそろった小さな会社。

後継者がいないため、続けたくても続けられない事業があります。

そこを新しい経営者が引き継ぐ。

そういう形です。

「ゼロから作らない起業」は本当にある

日本政策金融公庫の事例を見てみると、実際にさまざまな事業が引き継がれています。

精肉店。

酒屋。

学習塾。

家具店。

うどん店。

製造会社。

自動車板金塗装工場。

などです。

例えば、長年ワイン販売に携わってきた会社員が、その経験を生かして小さな酒屋を引き継いだ事例があります。

自分でゼロから店舗を作ったのではありません。

すでに存在する店のコンセプトや顧客との関係を引き継ぎながら、新しい商品も加えて事業を育てています。

また、精肉業界で長年働いた人が、地域密着型の精肉店を引き継いだ事例もあります。

この方は当初ゼロから創業することを考えていましたが、初期投資の負担を考え、既存店舗を引き継ぐ方法を選びました。

こうした事例を知って、

「自分の経験に合う事業を探して引き継ぐ」

という方法もあるのだと分かりました。

スモールM&Aという選択肢

もう一つがスモールM&Aです。

M&Aというと、

「大企業が何億円もかけて会社を買う」

というイメージがありました。

でも実際には、中小企業や小規模事業の第三者承継も行われています。

日本政策金融公庫には、後継者がいない事業者と、事業を譲り受けたい人をつなぐ無料の「事業承継マッチング支援」があります。

2026年3月末時点では、譲渡希望6,649件、譲受希望14,370件と、累計2万件を超える登録があります。

私が想像していたより、ずっと大きな動きでした。

「自分で事業を考える」

だけではなく、

「自分に合う事業を探す」

という発想もあるわけです。

ただし「すでに売上がある=安心」ではない

ここは注意したいと思います。

既存事業を引き継げば、

顧客。

売上。

設備。

取引先。

ノウハウ。

ブランド。

などを引き継げる可能性があります。

ゼロから始めるより早く収益化できる場合もあるでしょう。

でも、良いことばかりではありません。

なぜ売却するのか。

売上は本当に維持できるのか。

利益は出ているのか。

設備は古くないか。

借入や契約はどうなっているのか。

従業員は残るのか。

前経営者がいなくなっても顧客は残るのか。

こうしたことを確認する必要があります。

中小企業庁も、中小M&Aについてガイドラインやハンドブックを公表し、トラブルへの注意喚起も行っています。

つまり、

「安く会社を買えば簡単に事業主になれる」

という話ではありません。

ここは慎重に考えたいと思います。

実際に試したこと・今後試したいこと

今回調べて、私自身の進み方も少し整理できました。

現時点では、

STEP1 再雇用を続ける

STEP2 副業として小さく試す

STEP3 自分で売上を作れるか確認する

STEP4 個人事業として育てる

STEP5 必要になれば法人化する

これを基本ルートにしたいと思います。

ただし、もう一つ選択肢を残します。

それが、

「自分に合う小さな事業があれば引き継ぐ」

というルートです。

今すぐM&Aをするつもりはありません。

でも、どんな事業が売りに出ているのか。

どのくらいの規模なのか。

自分の経験を生かせる事業はあるのか。

これから少しずつ見てみたいと思っています。

私の考え

今回、一番大きかった気付きは、

事業主になる方法は一つではない

ということでした。

私はこれまで、

会社員を辞める

自分で事業を考える

会社を作る

事業主になる

という流れをイメージしていました。

でも実際には違います。

会社員のまま試してもいい。

副業から始めてもいい。

個人事業でもいい。

必要なら会社にすればいい。

そして、

誰かが育てた小さな事業を引き継いでもいい。

人生後半のセカンドビジネスだからこそ、私は最初から大きなリスクを取る必要はないと思っています。

自分に合った入口を選べばいい。

そう考えるようになりました。

ChatGPTが調査した事・この記事を書いて整理できたこと

今回ChatGPTで調査して、特に印象に残ったのは、日本政策金融公庫の「継ぐスタ」でした。

実際に、会社員から事業を引き継いで経営者になった事例があります。

2025年には、精肉業界で長年勤務していた人が地域の精肉店を引き継いでいます。

また2025年には、会社員として働きながら独立を考えていた50代の男性が、日本政策金融公庫の事業承継マッチングを利用し、20年以上続くうどん店を引き継いだ事例もあります。

ゼロから店を作るのではありません。

すでにあるものを受け継ぎ、自分の経験や考えを加えていく。

これはシニアのセカンドビジネスとも相性がいい可能性があります。

なぜなら、私たちには長年仕事で積み上げてきた経験があるからです。

経験のない事業を買うのではなく、

自分の経験を生かせる既存事業を探す。

そんな発想もあるのではないでしょうか。

シニアのあなたへ

「自分の事業を持ってみたい」

そう思っても、

「今さらゼロから起業なんて無理だ」

と感じる人もいると思います。

でも、ゼロから作る必要はないかもしれません。

副業から始める。

小さな個人事業をする。

誰かの事業を手伝う。

後継者のいない事業を引き継ぐ。

小さな会社を譲り受ける。

いろいろな入口があります。

人生後半には、30年、40年働いてきた経験があります。

だったら、

その経験と相性のいい事業を引き継ぐ。

そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。

まとめ

今回、セカンドビジネスを始める方法を調べてみて、私自身の考えが一つSTEP UPしました。

私の本命は今も変わりません。

再雇用+副業

から始めます。

小さく試す。

売れるか確認する。

個人事業として育てる。

必要になれば法人化する。

これが今の私には合っていると思います。

でも今回、

「事業はゼロから作らなくてもいい」

という新しい選択肢を知りました。

自分で作る。

誰かから引き継ぐ。

あるいは、その両方を比較する。

まだ、どれが正解かは分かりません。

だからこそ面白い。

次は、こうした選択肢を踏まえながら、

「私が目指したいセカンドビジネスとは何か」

をもう少し具体的に考えてみたいと思います。